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マテリアリティ

マテリアリティ特定プロセス

SmartHRグループは、「労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」ことをミッションに掲げています。しかし、ただ掲げるだけではいつまでたっても実現しません。目指す社会の実現のために、SmartHRグループが解決するべき課題は何なのか。下記手順にのっとってその重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。

  1. step 1

    関連課題の抽出

    SASB, GRI, MSCI, SDGs, WEF, CSRDなど、国際的な指標を参考に、200を超える社会課題をリスト化。そこからSmartHRグループに関連のある課題を抽出しました。

  2. step 2

    ステークホルダーとの
    対話と評価

    SmartHRグループに対する期待・長期目線で取り組むべき事項について、「STEP 1」にて抽出された課題をもとに、さまざまなステークホルダーと意見交換を行ない、課題の評価を行ないました。

  3. step 3

    重要課題
    (マテリアリティ)の特定

    抽出した課題とその評価結果をもとに経営会議にて、その重要性や成長戦略との整合性について議論。その結果、15項目の重要課題(マテリアリティ)を特定しました。

  4. step 4

    承認

    特定された重要課題(マテリアリティ)について、それぞれの関係性や対応策を「マテリアリティ方針」としてまとめ、取締役会に上程。内容の確認、議論を経て承認されました。

マテリアリティ同士の関係性

特定された15項目の重要課題(マテリアリティ)が、それぞれどのような関係性にあるのか。持続的に社会課題を解決していくために必要不可欠な「サステナビリティ」の要素を加味し、関係性を整理しました。

SmartHRのミッション

労働にまつわる
社会課題をなくし、
誰もがその人らしく働ける社会をつくる。

SmartHRが考える、持続的な社会課題の解決のために必要不可欠な「サステナビリティ」の3要素をピラミッド型で示す図。

目指すべき社会のサステナビリティ

  • 誰もがその人らしく働ける社会の実現

ソフトウェア・SaaS企業としての
サステナビリティ

  • 顧客の価値を高めるユーザー体験の提供
  • 安心・安全なデジタルサービスの安定運営

企業基盤としてのサステナビリティ

  • 企業基盤の構築

15項目のマテリアリティ

特定された15項目のマテリアリティとそれに対応する社会課題となります。「解決に向けた取り組み」については、今後、評価指標や具体的な事例など開示の拡充に努めてまいります。

1.就業機会の公平化

個人を取り巻く身体的・社会的環境に左右されず公平に就業機会を得られる社会をつくる

対応する社会課題

公平・平等、労働慣行・安全衛生、人権

解決に向けた取り組み

  • プロダクトにおけるアクセシビリティの向上
  • 外国籍従業員のビザ管理・申請をサポートする「AIRVISA」のサービス浸透

2.働きやすい社会の実現

誰もがその人らしい働きやすさが得られる社会を実現する

対応する社会課題

公平・平等、労働慣行・安全衛生、人権、ヘルスケア

解決に向けた取り組み

  • SmartHRが提供するプロダクトの浸透
  • これからの働き方を継続的に発信する「働くの実験室(仮)」の活動
  • SmartHRグループの人的および知的アセットを活用して学びの場を提供する「働くの学び舎」の活動

3.働きがいの持てる社会の実現

望む人誰もが働きがいを持てる充実した社会を実現する

対応する社会課題

地域社会・コミュニティ、人的資源

解決に向けた取り組み

  • 「タレントマネジメント」プロダクトの浸透
  • 社内における人材および組織開発制度の構築

4.労働生産性の向上

一人ひとりの生産性を最大化し、社会が永く持続する未来へつなげる

対応する社会課題

人的資源

解決に向けた取り組み

  • 「労務管理」および「タレントマネジメント」プロダクトの浸透
  • 「労務管理」および「タレントマネジメント」プロダクトの利便性向上

5.従業員と企業のエンゲージメント向上

従業員と企業が信頼し支え合う、ポジティブな関係を構築する

対応する社会課題

労働慣行・安全衛生、人的資源

解決に向けた取り組み

  • 「タレントマネジメント」プロダクトの浸透
  • 「タレントマネジメント」プロダクトの利便性向上

6.製品・サービスの安定継続した提供

安心して長く使える、働く人に寄り添った製品・サービスを安定継続的に提供する

対応する社会課題

製品開発、製品の安全性

解決に向けた取り組み

  • 製品・サービスの安定継続した提供方針の策定
  • 信頼性、保守性、保全性にまつわる指標の測定と改善

7.あらゆるユーザーにとって使いやすい製品の開発

個人を取り巻く環境に囚われることのない、あらゆるユーザーが使いやすい製品の開発・提供を行なう

対応する社会課題

製品開発、製品の安全性、アクセシビリティ

解決に向けた取り組み

  • ユーザビリティおよびアクセシビリティに関する第三者認証
  • 特性を持ったユーザーによる検証体制の構築
  • 言語カバー率の向上

8.プライバシーの保護

従業員の機微情報を扱う企業として、個々人のプライバシーを守り、安心して利用できるサービスを提供する

対応する社会課題

製品の安全性、プライバシー・セキュリティ

解決に向けた取り組み

  • プライバシーポリシーの継続的で適切な改定
  • プライバシーポリシーの理解浸透

9.セキュリティの確保

外部からのアクセスや環境の変化に耐えうるセキュリティを構築し、永続的に確保する

対応する社会課題

製品の安全性、プライバシー・セキュリティ

解決に向けた取り組み

  • セキュリティに関する第三者認証
  • プロダクトのセキュリティ担保
  • 社内ネットワークのセキュリティ担保

10.オープンな事業プラットフォーム、ユーザーコミュニティの構築

多様な事業者が参加できる公開された仕組みと、ユーザー同士が交流できるコミュニティを構築・運営し、プロダクトの価値を高め続ける

対応する社会課題

地域社会・コミュニティ、アクセシビリティ、サプライチェーン

解決に向けた取り組み

  • 人事・労務担当者によるユーザーコミュニティ「PARK」の活動
  • アプリストア「SmartHR Plus」の発展
  • パートナー販売網の拡充

11.成長を後押しするコーポレートガバナンスの構築

社会の変化に適応し企業としての成長を支える柔軟なコーポレートガバナンスを構築する

対応する社会課題

パーパス、コーポレートガバナンス、リスクガバナンス

解決に向けた取り組み

  • 取締役会の実効性向上
  • サステナブルなグループガバナンスシステムの構築

12.透明性を重視したステークホルダーとのコミュニケーション

ステークホルダーや社会に真摯に向き合い、透明性を持ったコミュニケーションを行なう

対応する社会課題

パーパス、ステークホルダーとの対話、フェアディスクロージャー

解決に向けた取り組み

  • プレスリリース、コーポレートサイト等での透明性の高い対外発信

13.企業文化を通した企業倫理の確立

時代や企業の成長とともに企業文化を維持・変化させ、それらを通した企業倫理を確立する

対応する社会課題

コーポレートガバナンス、リスクガバナンス、企業倫理

解決に向けた取り組み

  • 社内イベントをはじめとした企業文化浸透施策の実施
  • 「腐敗防止方針」の浸透

14.リスクガバナンス体制の構築

さまざまなリスクを適切に管理する強固なリスクガバナンス体制を構築する

対応する社会課題

リスクガバナンス

解決に向けた取り組み

  • 内部統制システムの構築
  • リスク管理委員会の適切な運営

15.気候変動への対応

社会を構成する一員として、気候変動に対するアクションを行なう

対応する社会課題

気候変動・大気汚染

解決に向けた取り組み

  • 温室効果ガス排出量の削減

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