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SmartHR、経営幹部やリーダー育成を支援する「マネジメント育成計画」機能を提供開始

〜 感覚的なマネジメント育成から脱却、計画的育成で持続的な企業成長を支援 〜

 株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤 雅人)が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」は、経営幹部やリーダー育成を支援する「マネジメント育成計画」機能を6月19日より提供します。育成対象者の人選や育成方法を決定する「人材育成会議」の実施・運営を効率化し、再現性のある人材育成体制を構築することで、企業の持続的な成長を支援します。

アイキャッチ。タイトルとマネジメント育成計画機能のイメージ画像

「マネジメント育成計画」機能の背景

 労働供給の不足などを背景に人材獲得競争が激化するなか、将来を担う経営幹部やリーダー人材の育成は、多くの企業にとって喫緊の経営課題となっています。マネジメント育成が仕組み化されていない企業では、経営者や上司の経験、勘に頼った人選や育成が行われているケースも見られます。さらに、従業員一人ひとりに適切な育成を行うには、人事部門のリソースの不足、部下の育成を任される上司の業務負荷の高さ、適切な育成に必要な情報の不足など多くの課題が存在します。
 こうした課題に対し、「SmartHR」は経営幹部 やリーダー一人ひとりの登用や育成方針を決定する「人材育成会議」の実施・運営をサポートする「マネジメント育成計画」機能を提供します。

「人材育成会議」の概要

 計画的なマネジメント育成には、上司・人事・経営層などが部門や立場を超えて集まり、経営幹部やリーダーの人選・育成方針をすり合わせる「人材育成会議」の実施が有効です。同会議では、マネジメント候補者の発掘・選定から育成計画の策定、育成状況の進捗管理までを議題とし、客観的かつ戦略的な人材育成方針を決定します。
 多様な視点を持ち寄り議論を行うことで、個別の部門最適に留まらず組織全体の育成と登用の最適化を検討できるようになり、タレントプール(マネジメント候補者)の可視化、組織全体での育成文化の醸成にも貢献します。

人材育成の課題を解決する「人材育成会議」とは、組織として育成を進める”仕組み化”の第一歩

「マネジメント育成計画」機能の特長

 本機能は、「人材育成会議」における準備から当日の議論、その後の育成進捗の管理まで一連のプロセスを提供します。これにより、人事部門や上司の負担を軽減し、初めて「人材育成会議」を行う企業でもスムーズに取り組めます。

「人材育成会議」の実施・運営を「マネジメント育成計画」機能で支援。人材育成会議を実施するためのプロセスを記載。1. 育成計画案の提出依頼、2. 育成計画案の記入、3. 人材育成会議の実施 4. 施策実行・進捗管理

1. 「SmartHR」上で、育成対象の人選や推薦をスムーズに

 「マネジメント育成計画」機能では、上司は育成対象者の過去の部署や役職、キャリアに関する情報などを参照しながら、育成計画案の記入を行います。育成計画案には、将来性や育成課題、マネジメント適性などを含むフォーマットを複数用意しており、多忙な上司でも議論に必要な項目をスムーズに作成することが可能です。
 また、推薦された育成対象者の一覧は将来性や等級などの条件で絞り込むことができ、「人材育成会議」での議論の優先順位付けもスムーズに行えます。

将来性や育成課題、マネジメント適性などを含むフォーマットを多数用意。育成対象者の推薦文の記入がスムーズ。育成計画案の記入フォーマットのイメージ画像。

2. 経験と勘から脱却した人選・育成へ。データに基づいた議論が実現

 「SmartHR」に蓄積された従業員の経歴、人事評価、従業員サーベイなどの客観的なデータを活用することで、「人材育成会議」から経験や勘に頼った主観的な人選や育成施策を排除します。情報不足による散発的な議論や、評判・印象による評価を防ぎ、客観的データに基づいた質の高い育成計画の策定を支援します。
 議論の結果は、対象者の育成課題、育成計画、今後経験してもらう業務や部署などフォーマットに沿って育成対象者ごとに残すことができるため、必要な項目の議論を漏れなく進めることが可能です。

「マネジメント育成計画」機能がデータに基づいた「人材育成会議」を実現する

 「マネジメント育成計画」機能は、「SmartHR」をご契約されている企業様に有料オプション機能として提供します。(一部プランを除く)

今後の展開

 「マネジメント育成計画」機能は、人材育成を担当する上司の支援や、人事部門による育成状況の把握をサポートする機能の拡充を予定しています。また、AIを活用した育成計画のアドバイス、ポジションに求められる要件提示、育成候補者の推薦といった機能の開発のほか、育成状況を把握するためのタレントプールの可視化を検討しており、「SmartHR」を通じて企業のサクセッションプランの支援も強化してまいります。
 当社は「2030年に向けた事業戦略」において、「SmartHR」は企業の人的資本経営をデータに基づいて推進する「人的資本経営プラットフォーム」を目指すと発表しました。「マネジメント育成計画」機能の提供および継続的な拡充により、データに基づいた科学的な人的資本経営を支援する分析環境を提供し、企業の成長に貢献してまいります。

「SmartHR」について

 「SmartHR」は、労務管理クラウド7年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトです。
 採用情報の管理から雇用契約や入社手続き、勤怠・給与計算などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」「スキル管理」などのタレントマネジメント機能により最適な人員配置や人材育成を後押しし、データに基づく人的資本経営を支援します。アプリストアサービス「SmartHR Plus」は各業務分野に特化した様々な外部サービスと連携できるアプリケーションを展開し、個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。
 「SmartHR」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。

※ デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2024年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2024年度見込) https://mic-r.co.jp/mr/03350/

会社概要

  • 社名:株式会社SmartHR
  • 代表取締役CEO:芹澤 雅人
  • 事業内容:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売
  • 設立日:2013年1月23日
  • 資本金:1億円
  • 本社住所:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
  • 企業URL:https://smarthr.co.jp/

記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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